今日は、商社/広告/メガバンク/ディベロッパーの社員から聞いた、「OB・OG訪問で評価される方法」について書きます。
OB・OG訪問に行くと、社員の方がご飯代を出して頂けますよね。これは、会社がOB・OG訪問を受ける社員に対して、お金を出しているからなのです。
※企業/業界によっては会社からお金が出ていない場合があります。少なくとも総合商社は基本的には出ます!
・OB・OG訪問にくる学生に対し、自社についてよく思ってほしい
その代わりにOB・OG訪問を受ける社員に、学生についてなんらかの評価してほしい←重要
という事情があるためです。
※稀に完全に自腹で行っている方もいらっしゃいます。(特に若手の方は食事代を請求しづらいなどの雰囲気もあるようです。いずれにせよ、感謝の気持ちを忘れずに!)
OB・OG訪問を受けた社員は、レシートに評価を書いたり、評価システムで記入したりして、学生のOB・OG訪問の記録を会社に提出することがあります。
そこでいい評価をもらうため、社員の方に気持ちよく話してもらう機会にしましょう
いい評価をもらうために:
社会人は、入社後にマナー、仕事術などの研修を受けることが多いです。その社会人としての基準をベースに、第一印象の評価が変わります。
OB・OG訪問に行く前に、1冊くらいは書籍を読んで学んでおくことをおすすめします。
他にもたくさんありますので、探してみてください!
※OB訪問の内容は、面接で当落線上にいた学生さんがいた際に使われたり、面接の際に付随情報として面接官に共有されたりすることがあるとのことでした。
「OB訪問で評価が高かったから内定が出る!」ということではないようですので、OB訪問だけに力をいれるよりは、ご自身の活動や学業など、面接で話せる内容に注力することをおすすめします。
OB訪問で評価をしてもらった後に活かすとしたら、面接の場面です。
志望動機を聞かれた際に最後の一つとして、
OB訪問で聞いた話が自分の考えや経験に合致していた。その経験、考えをしている社員が、貴社が一番多かった。
と話すことで、より納得感がある回答にすることができます。
また、OB訪問は量より質が重要です。中身がない、相手に悪印象を与えるOB訪問を複数回行うと、ダメな学生だということを触れて回るだけになってしまいます。相手にいい印象を持ってもらうことを心がけましょう。
①OB・OGに知り合う
キャリアセンターや、ゼミ、部活の先輩など、OB・OGへの連絡手段を獲得しましょう。
②メールで自分が都合のいい日にちを記載し、アポイントを取りましょう
あらかじめ、メールの本文中に、ご自身が都合のいい日程を5日程度(もっと多くてもいいです)記載して、訪問のお願いのメールを送りましょう。そうすることで、社員が1回返信をするだけで良くなるため、先方の負担を減らすことができます。
③立ち居振る舞いについて、社会人1年目の方が読むようなマナー本を見て練習しておきましょう。
先ほど記載した下記の本などを参考にされるといいです。
④前日にリマインドのメールを1通送りましょう
社員さんが忘れている場合があるので、可能であれば連絡を入れて頂くといいでしょう。
⑤待ち合わせ場所を確認/指定し目印もできれば伝えましょう
事前に待ち合わせ場所は下見をしておきましょう。
当日遅れないようにするためと、当日何もない場所で待ち合わせするよりは、目印の箇所(ロビーの時計の下など)を指定しましょう。
もしご自身を表す何か(楽器や部活で使う道具など)を持参できる場合には、その旨を記載するといいです。
⑥社員の年次、部門は出来れば事前に聞き、質問の参考にしましょう
・若手の社員には、上司との関係性や、自分の意見を通す時の工夫など
・年次が高い社員には、会社の決定と現場の意見の乖離がある際の部下のまとめ方、部下のやる気の出し方など
を聞いてみるといいでしょう。
以上が準備編となります。
後日、OB・OG訪問当日の対策についても記載します。