業界をどう絞ればいいかわかりません
という学生さんからの相談をよく頂きます。
結論、無理に絞る必要はありません。
自分の選社軸
と、
その企業が求める人材/その企業で活躍できる社員の資質
が被っており、具体的に説明ができれば、どの業界/どの企業を志望してもいいのです。目次
下手に業界を絞っていると、6月時点で、
どうしよう、10社本選考を受けようと思ったのにテストに落ちて面接の持ち駒5社しかない、、、
という不安極まりない状況になることも大いに可能性があります。
※実際に、多くの方がこうなっています。
ただし、業界を絞るのは、
・その会社に行ってもいいと思える企業から内定をすでにもらっている方
・現役の体育会生で、部活が忙しいために3〜5社のみ受ける、行けなかった場合には留年して時間をとって受け直すという方
・練習で就活をしている方(家業を継ぐ、院に進学するなどの理由がある方)
だけにしたほうがいいです。内定を持っていない人は基本的に絞りすぎる必要はありません。
業界を絞ることのメリットは下記が挙げられます。
・その業界に限定した情報収集ができる
・その業界に限定したOBOG訪問を多くの社員にできる
若干被ってますが、この2点です。
業界を絞るという際にも、ご自身の会社を選ぶ基準(選社軸)と照らし合わせて、2~4業界に絞るということをオススメします。
会社を選ぶ基準(選社軸)と書きましたが、実際に面接で「就職活動の軸を教えてください」と質問されることもあるので、必ず話せるようにしておく様にしてください。
その軸に当てはまっている業界/企業の選考を受けていますと、明確に答えられれば、どんなに多くの業界を志望していても、どんなに多くの会社を志望していても問題ありません。
会を選ぶ軸(選社軸)は、下記の2点の方法で話せるようにするといいと思います。
①帰納的考え方(オススメ)
ご自身の過去の経験に基づいて、物事の選択軸や、大切にしている価値観などをまとめる方法
②演繹的考え方
将来やりたいこと、目標を定め、その達成ができるキャリアプランを考える
の2つの方法で決めることができます。
会社を選ぶ軸で挙げた、演繹的キャリア思考法の場合でも、具体性を持たせるため、そう考えることになった具体的なきっかけ、過去の経験を話せるようにした方がいいです。
理由としては、何故そう考えるか、その目標のために何か行動をしているかなど、質問をされることが多いためです。
帰納的考え方でも自己理解が必須になりますので、
自己理解が必須
ということになります。
後日、自己理解の方法についてもまとめます!